その1 ちょいと異なる会津(内陸盆地)での落花生栽培
こんにちは〜!
はい、では今回なんですが、会津という「盆地」で作られている落花生について、年間のスケジュールを書いていこうかと思います!合わせて、千葉との違いも書いて行ければいいかな〜。
てことで、まずは去年試してみた年間スケジュールの紹介です!
ちなみに品種はナカテユタカを扱っています!
あ、落花生には様々な品種があるので、それは別の記事で紹介しようと思いますね!
はい、まずですね、
圃場準備〜4月〜
畑作りといことで、圃場を作っていきますよ!
さて、最初に紹介するのは落花生の基肥なんですけど、
慣行栽培で推奨されているNPKの(kg/10a)なんですが、
(※ちなみにNは窒素、Pはリン、Kはカリです。)
N → 3kg/10a
P → 12kg/10a
K → 12kg/10a
ざっとこのくらいです。色んなサイトでも紹介されていると思いますが、おおよそこのくらいになっていると思います!
ここで重要なのが、N(窒素)の少なさですね。
マメ科の植物はほとんどが土中、空気中の窒素で十分であり、改めて基肥で入れる必要がそれほどないということですね。
と言っても全然必要ないわけではなくて、ある程度初期生育には必要になってくるので入れてあげましょう! (前作が何かによっても、入れる必要がなくなるかもしれませんね。)
逆に入れすぎてしまうと、窒素過多になり過剰に株が大きくなって身が少なくなる症状(俗に言うクサボケ)や病気や虫を呼び寄せてしまうことになりますのでご注意くださいね!
ま、それで去年、実際に紹介した肥料をご紹介します!
まず、Nを補うものとして入れたのが、
高度化成肥料 がんばる4号 有機入り オール14 (14-14-14) 10kg
- ジャンル: 肥料
- ショップ: 農家のお店おてんとさん楽天市場店
- 価格: 1,166円
はい、まず化成肥料ですね!
成分比率はオール14
14:14:14
です。
これは%比率なので、一袋20kgである場合
一袋に
2.8kg : 2.8kg : 2.8kg
ずつ、含まれているということになりますね。
ま、これで大体、必要な窒素分の約3kgになるので10aあたり一袋は入れられます。
どこのホームセンターにでもあると思うので、何でも代用がきくと思います。
てことは残りはリンとカリの二種類が10kgくらいずつ必要になってきます。
いやぁ〜これ以上窒素は入れないで、リンとカリだけ補給するのも難しいなぁと思っていたのですが、いい物を見つけました!
ブラドミンPKです!
成分比率が何と
0 : 20 : 18
素晴らしい。。 窒素が0%です。これはリンカリの調整にとても役立ちますね!
これも一袋20kgなので
0kg : 4kg : 3.6kg
入ることになります。と言うことは、大体3袋で足りると言うことになります。
はい、と言うことで復習しますと、
オール14 → 1袋
ブラドミンPK → 3袋
合計が
2.8kg : 14.8kg : 13.6kg
10aあたりこのくらいになると言うことですね!
ちなみにブラドミンPKはオンラインショップよりも、お近くに卸先があればそちらの方が安く手に入ると思いますよ!
ちなみに、今回のは安く値段を抑えるための施肥設計になりました。
家庭菜園で育てる場合
小規模でやるのだと
大きなお芋がどっさり!いも・まめ専用有機化成300 20kg 肥料 3−10−10
- ジャンル: 肥料
- ショップ: 肥料と農薬専門店 ベジライス
- 価格: 3,078円
このようなマメ専用化成肥料を使うといいでしょう!! 大規模でやればそれだけ割高になると思います。
と、こんな感じで最初の畑作りについてのお話でした!
質問等ございましたら、コメントによろしくお願いします〜!